院長ブログ
腰
仙腸関節痛とは?更新日:2017/08/09
仙腸関節痛とは? 千葉 整体院の星
仙腸関節
仙腸関節は骨盤の「仙骨」と「腸骨」の間の関節です。関節といっても継ぎ目のようなもので、数ミリの隙間が開いており、靭帯によって強く結び付けられているためほとんど動きません。ですが、骨盤自体は頭や背骨を下から支える土台であり、また足腰を動かす土台となる重要な部分です。そのため骨盤がゆがんだり、水平な骨盤が加齢にともなって前に傾いたりすると、背骨や頭蓋骨など、上半身すべての骨にゆがみなどの影響を与えます。その結果、腰が曲がり姿勢が悪くなって腰痛を発症します。
仙腸関節の役割
仙腸関節は微妙に動く”遊び”の部分を持つことによって、腰椎にかかる負荷を小さくするクッションのような役割を果たす重要な部分です。背骨も緩やかなS字カーブの形状によって、バネのように腰にかかる負荷を吸収・分散する働きがあります。こうした背骨と仙腸関節が連動することで、体の重心やバランスをコントロールしています。仙腸関節に不具合が生じ、クッション機能の要であった僅かな隙間(遊び)がなくなってしまうと、逃げるはずの力が逃げていかないため、腰椎は上半身の全ての重みを一身で支えなければならなくなります。
仙腸関節の痛み
仙腸関節の隙間は非常に狭いため、強い衝撃が加わったり、悪い姿勢や生活習慣を続けたりしただけでも、関節の左右にある仙骨と腸骨が互いに乗り上げたり、ひっかかったりして動きにくい状態(遊びの部分がない状態)になります。
こうしたロッキング状態は、何かの拍子に自然に外れることもありますが、大抵はひっかかったままです。さらにその状態を放置していると、ロッキングしたままの状態で関節が固まってしまうことが多く、元の正常な状態に戻る可能性が更に低くなります。
- 頻繁に前かがみや中腰の姿勢、または腰を反らす姿勢をとる
- 座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢をとる
- スポーツや事故で腰に強い衝撃を受ける
- お尻が痛くなるくらい長時間自転車に乗る
- 体育座りをする習慣がある
- 出産時 など
腰に疲れ、だるさ、コリ、張りといった違和感や不快感、または軽い痛みなどを感じている場合、仙腸関節にも小さな不具合が生じはじめている可能性があります。日頃から軽い痛みをごまかしていると、知らず知らずのうちに痛みを避ける動き方や姿勢をとってしまい、そういう無理な力のかけ方が仙腸関節のズレやひっかかりを生みやすくします。
仙腸関節のロッキングが進行しないよう、症状が軽いうちから早めに関節の不具合を治しておくことが大事です。腰のストレッチを行ったり、腰に負担をかけないよう生活習慣改善を重ねたりすることによって、仙腸関節を動きやすくすることができます。
妊娠、出産で出ることも
妊娠から出産(産後)
妊娠から出産または産後に痛みを訴える方が多く、出産から数年後であっても違和感が残り続けるケースもあります。胎児を支える骨盤が妊娠で動き、出産時は限界まで開くため、直接負担がかかり痛みの契機となってしまうことが考えられます。
予防策として骨盤ベルトやサラシを使い骨盤の開きを早期で戻す方法が取られますが、手技で行うサラシはともかく、巻くだけの骨盤ベルトは改善が乏しいです。骨盤は外からただ圧迫すれば戻るという訳ではなく、角度や筋肉との呼吸(タイミング)も重要です。それを考慮せずに行っても意味がありません。
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